アジの事


 僕は活字中毒気味で釣りの本も何回も読み返しちゃいます。そーゆーのを読んでいて感じた事。
 長年釣りをしている人にとっては当たり前なのかもしれませんが、アジの群れは2パターンあると思います。
 根に付いたパターンと回遊パターンです。本などでは混同されているケースや、根付きパターンのみの説明が多いように感じます。
 まず根付きパターン。これは高根に付いており、よく魚探反応などの写真が載っていたりします。群れが動かない事が多く、ボートを群れの上に乗せれば釣れ続けたりします。小さめのアジが多い気がします。
 それとは別の回遊パターン。YBMにいたころは蛸根やイガイ根へよく行きましたが結局根付きパターンのアジは見たことはありませんでした。もっとも根と言っても高根とは言えない根だからかもしれません。魚探を見ながらぐるぐる走っていると回遊中の群れと遭遇し、ショットガンを落とすと釣れるという感じでした。また魚探反応は根付きパターンに比べ群れが厚いケースが多かったです。イワシの反応のような下から上まで真っ赤みたいな反応も多々ありました。しかしなにせ回遊パターン。一度落とすと群れがどこかへ行ってしまいます。群れの動いている方向のカンが当たれば何度か落とす事ができるのですがなかなか難しいです。またおかっぱりで釣れるアジは、この回遊パターンの群れだと思います。岸寄りから沖まで比較的広く回遊しているのでしょう。
 アジ釣りをする場合どちらのパターンのアジを狙うか意識した方が良いと思います。
 ちなみに僕は東京湾の浅場の中小アジしか釣った事ないのであしからず。外海や深場や大アジについては知りません。


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