番外編岩井で手漕ぎレンタルボート


 土曜日に友人の結婚式があり鴨川に行ったので、日曜日は岩井で釣りをしてから横浜に帰ってきました。
 岩井はレンタルボートが多い釣り場で、何度か船外機付きボートを借りて釣りをした事があります。今回は岩井では初めて手漕ぎを借りて、父親と釣りをしました。
 7時半頃からスタート、まずは水深5m位で始めます。僕はすぐにシロギスをゲットします。父親にも一匹目が釣れますが「シロギスじゃない」と言っています。パッと見たところ茶色っぽいのでメゴチかと思いましたが、よく見るとホウボウでした。


 その後水深7m位に移動、今度は父親が「根がかりした」と言っています。切るつもりで無理やり引くと外れた様子。「海草が切れてくっついて来たよ」なんて言いながら回収するとアナゴです。


家に帰ってから「海のボート釣り入門」を見たら「ハナアナゴ、シロギス釣りでたまに釣れる」とあるのでこれのようです。
シロギスと一緒に天ぷらにしてみましたが、クセはありませんでした。身が少し軟らかすぎる感じがしました。


 どこからか「ぷぇ〜」「ピュィー」という音が聞こえてきます。何気なく振り返ると、遠くでボートがひっくり返っているではないですか。落水した人がライジャケに付いている笛を吹いています。これは行かなくちゃと思い、仕掛けを回収し、アンカーを上げ、漕ぐ体勢になったところで、船外機ボートが向かっているのを確認。救助を見届けてから釣りを再開しました。


 シロギスはポツポツ釣れましたが浅い所だと小型ばかりなので、エサが残り少ないですが、最後のポイントとして深めの場所へ移動しました。
 アタリがあったのでアワセますがノッた感触がなく「あれっ?」という感じで巻き始めた瞬間、急に重くなりました。一瞬、根掛りかと思いましたが、そんな疑問を吹き飛ばすような猛ダッシュ!ドラグが「ギャー」と鳴りっぱなしです。メインラインは1.5号だし、仕掛けはワゴンセールの3組100円みたいなやつだし無理は出来ません。ラインが半分位になった頃にやっと走りっぱなしの状態がおさまってきました。とは言っても竿をちょっと上げては巻き、巻いてはドラグが出るという一進一退の状態が続きます。たぶん釣れたシロギスにマゴチが食いついたんだろうなぁ、この引きだと超大物だろうなぁと釣れる前からニヤケちゃいます。腕も疲れ、カレコレ30分位(大げさじゃないよ)たった頃、水中に銀色っぽい魚が見えてきました。銀色?マゴチじゃないの?マゴチの腹の色?もしかしてスズキ?タモがないので、ボートにあったバケツ代わりのプラスチック桶(野沢菜とか入っていそうなやつ)ですくう事にしました。父親が、がんばってすくおうとしますが、桶が小さくてうまく入りません。3度くらい失敗しましたが、無事ボート内に取り込みました。釣れた魚をよく見てみるとボラです。しかもスレ。どうりで魚が弱らずに走る訳です。デカマゴチだと思っていただけに、もうがっかりしてしまいました。
 ちなみに11時過ぎまでシロギス釣り(その後ボラとファイト)をして、17匹でした。浅い所は小物が多かったです。外道はメゴチ、アナゴ、ホウボウ、ヒイラギ?、イイダコ、ボラとバラエティーに富んだ釣りでした。


ちなみに55cmありました




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